フィルム撮影勉強会

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先日、当社ではスタッフ教育の一環として、中判と4×5のカメラを使ってフィルムの撮影勉強会を行いました。

普段はデジタルの撮影がほとんどですが、フィルム撮影にも対応できるように若手スタッフ向けに勉強会を毎年実施しています。

フィルムでの撮影はデジタルと違い、ライティングや露出の取り方もシビアになるため、それらを意識してセッティングすることで普段のライティングの技術も向上するはずです。

中には専門学校や大学で経験したことのあるスタッフもおりますが、慣れない作業で皆たどたどしい手つきながらも真剣に取り組んでいました。

フィルム撮影は手間がかかることも多いですが、質感が好きという方は多く、一つ一つの工程も楽しみながら写真の奥深さを感じて欲しいと思います。

ハッセルブラッド503CXのマガジンにフィルムを装填しているところ。

みんなでカメラ台を囲んで繰り返し練習しています。

デジタルと違い確認も撮り直しもできないので、確認しながら慎重に絞りとシャッタースピードを調節しています。レンズはマクロプラナーCF120mmを使用しています。

ハッセルブラッドで構えると、今年の4月に入社したスタッフでも「様」になるので不思議です。

露出の確認をするためにポラを切る様子。

マガジンを取り付けていざ本番。

ライトボックスで上がりの確認をしています。

ハッセルブラッド503CXから4×5カメラ(ジナーP)に変えて撮影中。かぶりを被って調整しています。上下左右反転して見えるので慣れるまで画角の調整が難しく、ピントも浅いので調整もシビアです。

蛇腹の長さでも露出が変わってくるので、メジャーで測ってしっかり確認します。

ホルダーをセットして引き蓋を引いたら本番です。ピントのチェックもできないのでスピード勝負。モデルの表情を直に確認してシャッターを切ります。

撮影中の1コマ。
仕上がりが楽しみです。